「抗議文」の結果報告


平成18年1月20日

 旧年、私どもが提起したドンキホーテ六本木店の絶叫マシーン建設問題と、IT企業に呈上した抗議文は結果を出した。

昨年、ドンキホーテ六本木店屋上に絶叫マシーン「ハーフマシーン」建設が進められていたことは周知のことですが、ドンキホーテの安田隆夫代表取締役は、地域住民の苦痛の叫びに聞く耳持たず、強引に工事を進めていたことから私どもは地域住民の代弁者として安田隆夫代表取締役に公開質問状を提出しましたところ、何としても12月21日に開業することを公言して憚らなかったドンキホーテは遂に「ハーフマシーン」開業を断念しました。然し、現在も本体が屋上に設置されたままである以上、私どもは監視の目を緩めることはしません。



 加えて本年1月16日夕刻、六本木ヒルズのライブドア本社に東京地検特捜部による捜査のメスが入った。私どもは旧年11月に、いわゆるヒルズ族といわれる堀江貴文、三木谷浩二、村上世彰に別紙の抗議文を提出して、彼らの経営姿勢を糾したが、正に私どもが彼らに指摘した通り、すべてがマネーで事を図ろうとする、いわゆるヒルズ族の倫理なき傲慢な経営姿勢は結果的に大きな社会問題に発展した。

  附言すれば、ヒルズ族3人組は、いずれも「マネーさえあれば何でもできる」「金で人の心は買える」と豪語した「マネーゲーム」が、如何に日本社会に相応しくないかという事を露呈したことであり、更に日本的資本主義の論理を没落させるが如く、海外の金融機関から多額な導入した多額の原資をもって株式公開株買い付けに走り、企業買収と日本売りを「業」とした守銭奴はやはり弱者を食い物にする国賊でしかなかった。次は三木谷か、はたまた村上か、国民にとって一切の予断は許されない。


【関連記事】
・ドンキホーテに対しての「公開質問状
・「日本的資本主義を破壊する「三人組」を弾劾する!
・楽天への「抗議文
・ライブドアへの「抗議文
・村上ファンドへの「抗議文