「9・26中華人民共和国建国60周年に抗議する三民族連帯行動」
に日本青年社が参加

平成21年10月28日


 9月26日、六本木三河台公園にカラフルな旗がたなびいた。チベット、ウイグル、南モンゴルの国旗である。

  公園には様々な民族衣装に身を包んだ人々が結集していた。10月1日、中国は建国60周年を迎える。これらの人々はその祝賀に反対する為に集まり、抗議行動を行うのだ。集会は12時に開始された。三民族の代表が次々と登壇し、切々と中国による民族抑圧の実態を訴え、それへの反撃を決意し、連帯を求めた。中国当局は危機感から集会参加者を特定し、本土にいる家族などに弾圧を加えるという話を聞き、この運動に参加することが命がけの行為であることを実感した。

  日本青年社は動員目標を定め(百名)それを上回る参加を達成できた。午後1時徒歩デモが開始された。都心をプラカードを掲げ、シュプレヒコールを繰り返して進んだ。街行く人々は何事かと振り返る。六本木は外国人が多いので、注目度が高いように感じられた。また、このようなデモは世界各地で行われているが、東京のデモが一番大きなデモであるようだ。デモの様子はパソコンに取り入れられ世界中に発信されていることも知らされた。1時間あまりでデモ隊は笄公園に到着し、代表団を中国大使館に送り抗議行動をすることを確認し、行動を終了した。

 日本青年社はこの新しい運動に主体的に関わり多くの物を得た。日本人であることの幸せも感じた。最後に更なる連帯を深めることを誓って解散した。


【その他の「9・26三民族連帯行動」デモについての記事】

中国少数民族問題とわれわれの立場
日本青年社の新たな闘いの地平を拓く「三民族連帯行動」