中国への抗議文

更新日:平成22年09月18日

抗 議 文


中華人民共和国
主席 胡 錦 涛 殿

平成22年9月18日
日本青年社


 貴殿は中華人民共和国主席としてチベット、ウイグル、モンゴルをはじめとする少数民族の人権弾圧と軍事弾圧を繰り返しながらも貴国を世界に誇る経済大国へと導いていることは周知の事実である。

然るに、貴国の覇権主義が主軸である軍事力拡大が東アジア諸国に大きな脅威と不安を与えてやまない覇権主義国であることも周知の事実である。

 扨、ここで貴殿に申し上げるのは、日本固有の領土である尖閣諸島のことである。尖閣諸島が明らかに日本固有の領土であり、百歩譲っても貴国の領土でないことは歴史的にも国際法上においても明々白々であるにも関わらず、昭和54年の搶ャ平副主席訪日の際の記者会見において「棚上げ論」をぶち上げたことに依って尖閣諸島の領有権が如何にも中国にもあるかのごとき詭弁を弄しているが、昭和53年の日中友好条約締結時には「領土問題は存在しなかった」のであり、貴国も尖閣諸島は日本の領土と認めていたのではないのか。このような間違った歴史観を歪曲し捏造してまで自国の我を通す貴国の傲慢極まりない態度を、日本では「盗人猛々しい」と言うことを貴殿はご存知か。ましてや現在中国で最も近代的な英知ある指導者として認められている貴殿までもが、尖閣諸島を自国の領土だと叫び続けるということは大きな間違いであり、必ずや貴国の将来に大きな禍根を残す結果となるであろう。それとも貴殿も世界に誇る中国4000年という悠久の歴史と文化を忘れてしまったのか。

 貴国が世界の中で尊敬される大国となる為には、国際法の順守が必要であり、現在の貴国の行為は野蛮国そのものではないのか。貴殿は、アジア文化圏の民族として、アジアの超大国である中国の最高指導者として、同じ肌の色をもったアジアの同胞を覇権主義と武力を持って侵略することは断じて許すことはできない。貴殿は一日も早く目を覚まし、わが国への主権侵害を二度と起こすべきではないということをここに強く抗議する。

 

 



追記(9/22)

この抗議文は 中国大使館側から受け取り拒否されました。
中国大使館が受取り拒否した日本青年社の「抗議文」