平成14年度北方領土奪還キャラバン隊実施報告

平成14年09月15日
運動局長 茂木 明
領土問題対策局長 富施光治


  私たち日本青年社が毎年実施している「北方領土奪還キャラバン隊」はことしで15回目を迎えた。

 さすがに15回目となると私たちキャラバン隊の活動は、北海道で知る人が多く大きな町を通過するときには、手をふる人、「今年も来たね」と温かい声援を送ってくれる人たちがいる。

私たちの「北方領土奪還キャラバン隊」は、北海道の人たちにも「領土問題」について広く啓蒙しているようだ。

《参加車両(12台)》
《参加人員(80名)》

《行程》

8月31目

茨城県大洗港→苫小牧港
新潟県直江津港→室蘭港
上記の2港より2班に別れカーフェリーにて北海道に向かう9月1日2班は太平洋側と日本海側にわけ2コースをとり夕刻札幌市のグルメショップにて合流して一泊する。


9月2日

午前8時30分グルメショップ出発、北海道神宮にて参拝、(神楽・剣の舞を奉納)の後、札幌市内において北方領土奪還を訴える車両パレードを実施、大通り公園では車両停止街宣、多くの同志が道行く人々に北方領土奪還を訴えた。
なお、札幌市内での街宣は毎年のことなので多くの市民が、私たちのキヤラバン隊を知っており「頑張ってください」との声援が飛ぶ。これは誠に嬉しい眼りだ。
午後2時10分、札幌に別れを告げ、一路釧路に向かう。
釧路までは7時間の行程だ。この日は釧路健康ランドで一泊。


9月3日

午前5時起床、6時出発。納沙布岬まで165q(約2時間)を走行し8時30分到着。北方領土奪還祈願祭準備の後朝食、9時30分より金比羅神社宮司による祈願祭を執り行なう。
10時15分、ことし天候には恵まれたが、北方の島を見ることはできず残念だったが例年通り、岬に全車両を並べ、ロシアに向けて北方領土奪還のシユプレヒコール。
ここで第1回目の解散式を行ない半数が帰路につく。
後は網走に向けて出発(約250q)。
網走着。網走グランドホテルにて一泊。


9月4日

ホテルを午前9時30分に出発、秋の気配を満喫しながら層雲峡の山間を定り上川町で昼食、この上川町のアイスパピリオン内に明治16年の最低気温記録(−41度)が体験できる施設があると聞き、皆で体験したがその厳しさは身に凍みた。午後5時10分、札幌に到着。夕食後に解散。
直江津港に向かう班は室蘭港へ、大洗港に向かう班は苫小牧へ向かい、それぞれの班はが夜半に北海道に別れを告げた。(船内泊)


9月5日

夕刻から夜半にかけて隊員は家路についた。


以上