平成15年7月31日付
時局対策局

平成15年7月31日付の「大韓毎日新聞」朝刊に北朝鮮の拉致日本人問題に関する記事が出た。
今回は速報として記事の全文を日本語訳したものを掲載する。


大韓毎日新聞(平成15年7月31日付)

 北朝鮮が拉致日本人被害者の北朝鮮内にいる家族の一部を近い内に引き渡す意向を30日に日本側に伝えたことについて関心が集まっている。

 この日、日本内の北朝鮮情報通と韓国内の北朝鮮事情通が複数確認した内容によると北朝鮮はこの日、日本国内の団体を通じて”日本にいる蓮池薫(45)さん夫婦と地村やすし(47)さん夫婦の北朝鮮にいる家族を近い内に引き渡す意志をしめした”と伝えた。

 北朝鮮はこのような意志をこの日、日本内の北朝鮮支援団体に伝えて来たと伝え、このような拉致日本人の家族送還の意志は31日に日本政府に公式的に伝えることと伝えた。

 昨年10月北朝鮮が日本に一時帰国名目で返した拉致被害者5人の中では蓮池さんは北朝鮮に2人の子供が地村さんは3人の子供がいる。

 しかし、北側はこのような拉致被害者の曽我さんの夫と2人の娘について、横田めぐみさんの娘については送還の話は無かった。

 北朝鮮が拉致被害者の家族を引き渡す理由としては核問題で国際世論が悪化している現状を日本内の北朝鮮情報通によると”北朝鮮は彼らを引き渡すことで日本政府との関係改善を計る"と日本側に伝えた。

 日本側にいる北朝鮮支援団体は家族会、救う会でもない別の団体だと伝えた。