平成15年01月14日
編集委員会

 小泉首相は1月14日に靖国神社を参拝した。首相は「国のために犠牲になった人々に首相が哀悼の意をささげることは当然である」として、「このことは世界平和に向けて二度と戦争を起こさない決意である」と参拝の意思を述べている。

 靖国神社は戊辰戦争から大東亜戦争までに犠牲になった英霊が祀られている。

 そして大東亜戦争で犠牲になったほぼ全員が祀られているのであり、その英霊に頭を下げるのは日本人の常識的なことだ。

 こうした首相の行動に対し、今回も中国・韓国は抗議の意思表明をした。

 だがしかし、戦後処理については日本と中・韓両国はすでに決着をつけ、あまつさえ、時の総理大臣が「謝罪」を明確にしている。

 こうした経緯を見れば「靖国神社参拝」はあくまでも国内問題であり、中・韓の抗議は明らかに不当な内政干渉である。

 日本政府は「戦後処理」で決着をつけた問題を度外視し、内政干渉を行なっている中・韓両国に断固たる「抗議」の意志表明を行なうべきだ。

 また、「靖国神社」が特定の宗教団体であり、信仰の自由を損なうと言う議論があるならば、これは日本の国内間題であり、最終的には国会の場で決着をつけれは良いのである。

 こうした観点で立てば、中・韓両国と、国内の「反対派」は「木を見て森を見ず」というが如く、狭い心で、大局を見ない者といわざるを得ない。

 私たちは再度いう、戦前、戦中の問題で政府レベルの日本に対する内政干渉には断固抗離する。

 かてて加えて、首相は「日本人の英霊にさざげる」のであって。中・韓両国民とは無縁かつ内政干渉など百パーセントもしていないのだから、中・韓両国が日本政府と日本国民をあげつらうのは許せるものではない。

 こうした観点に立って、私たちは今回=1月14日の靖国神社参拝を支持し、首相の次なる参拝が堂々と行なわれるということを願ってやまない。