2001年02月02日

 日本青年社全国議員連盟・社友総会は平成12年12月22日午後2時から東京の日本青年館で各界の諸先生をはじめ先輩各位、同志同憂並びに議員連盟の諸先生と全国社友の方々が一堂に会し、目前にせまった21世紀の民族運動に賭ける決意を新たにする集いを開催しました。


【 目 的 】

 日本青年館といえば明治神宮創建に際し、神宮林造園のため全国からの献木植栽に無償奉仕した青年団の活動を記念して、敷地を神宮から無償貸与された由緒ある施設としての歴史がある。

 この日本青年館に於て「右翼民族派改革元年」「新たなる民族運動の構築」をスローガンに掲げた日本青年社は、世界の東西冷戦という戦後体制下で、甘えとおごりという誤った認識のもとで一般社会の動向と、国民大衆の感情を思考することなく唯我独尊的に自慰行動に終始してきた旧来の右翼の体質が、国内外でのイデオロギーの衰退とともにその存在を失い、国民大衆から蔑視と桎梏を受けるような状況下で、日本青年社は全国の民族派陣営をリードする意味において、21世紀を目前にした平成12年12月22日に、私たちの活動の一時点での自己評価と再点検を目的として、ただの式典というような形態をとらずに、全体構成にも、一つの流れのようなドラマスチックな演出を取り入れる試みを行ないました。

 結果は反省するべき点も多々あったとは思いますが、スローガン達成のための試行錯誤を繰り返しながらも、より前進するよう決意を新たにさせた集いでした。



【 総 会 概 要 】
                   
 
横田めぐみさんの御両親(左二人)
(所要時間3時間
 日本青年社「全国議員連盟・社友総会」は全4部構成からなり、1部は「日本青年社の歩み」とオーケストラによる「日本の歌」を生演奏、第2部は全国から出席した70人の議員団紹介、第3部は芸能アトラクション、第4部は拉致日本人救出の会の佐藤勝己会長を始め、横田めぐみさん御両親に登壇していただき、日本青年社隊員が全国から募った被拉致日本人救出署名簿(10万人)を手交することができました。

 なお横田めぐみさんの御両親の切実な訴えに会場ではすすり泣きの声がやまず、北朝鮮の日本人拉致問題を一時も早く解決しなければならないという思いを日本青年社の社友全員が固く決意しました。

 最後に20世紀の回顧と21世紀に向けての展望が影ナレーションで流れる中で「蛍の光」の演奏に送られて「全国議員同盟・社友総会」は整然と終了しました。
  


「全国議員連盟・社友総会」を終て総本部に届いた手紙とメッセージ

 冠省 先日は久しぶりに素晴らしい舞台を観賞させていただき大変有難うございました。私は日本青年社の社友総会を見ながら、昔、森村誠一氏が書かれた「人間の証明」を思い出しました。確かにに日本青年社の社友総会と小説の「人間の証明」とは何も結びつかないかもしれません。しかし私の頭の中ではどこかで以前読んだことのある「人間の証明」と結びついていたのです。それは、戦前の殺伐とした世相を背景にして人間がもつ醜悪と現実社会が交錯する中でそれぞれの登場人物一人一人の心の葛藤を描きながら人間とは何かを問い詰めていく内容でした。そして私には今日の殺伐とした人間社会の中で人間が真実を求めて生きていく上での価値観、言わば存在を訴えかけていたのが日本青年社の全国総会から感じえたからなのです。
 第1部で写し出された映像は戦後の歴史を語り、第2部に全国の議員さんがステージに上がったのは圧巻でした。第3部では私が女学生時代に憧れていた俳優の岡崎二朗さんの素顔を初めて見ることができました。第4部では顔のお化粧が流れ落ちるほどに涙を流しました。
 そして最後に20世紀にお別れを告げて21世紀にこんにちわもしました。
 僅か3時間の間に私の心に感動を呼び戻してくださった日本青年社の全国総会。これこそ私の生きてきた証であり、会場いっぱいに広がった今に生きる「人間の証明」であったと思います。
 つたない文章で恐縮かと思いましたが日本青年社の皆様に、”当日会場にはこんなオバサンもいたんだよ”ということを知っていただきたくて久しぶりに筆をとりました。
 どうかこれからも日本のために頑張って下さい。

東京 (主婦)

 初めてお便りします。
私は58才の会社員です、私が生まれたのは戦時中ですから、当然全共闘世代の草分けで学生運動をやっていました。大学卒業と同時にどうにか某企業に就職し、家庭をもってからは海外出張も結構経験しました。
 私はたまたま日本青年社の方と縁がありましたことから、12月22日は休暇をとって貴団体の全国議員連盟・社友総会に出席しました。実は私、全国議員連盟・社友総会と聞いたときに右翼が名称を変えた忘年会だと思っていたのです。ところが実際には出席して驚いたというのが本心です。それは第1幕から4幕でのストーリーが見事に戦後日本の半世紀を回顧していたことです。また第3幕での横田めぐみさんの御両親のお話には涙がとまりませんでした。そしてどなたが朗読したかはかりませんが、最後に流れた21世紀へのメッセージは本当に私の58年間の人生、それは辛かったことであり、後悔であり、懺悔であり、また楽しかったことなどが走馬灯のように脳裏を過りました。私はあと僅かで定年を迎えますが、この日は、現在の人たちが忘れてしまった日本人の本当の心を見たような思いにかられ家に帰ってから家族とこの話しをしましたところ、みんな感動して聞いてくれました。
 日本青年社の皆さん、素晴らしい感動を有り難うございました。私も微力ながら社友の一人として日本青年社を応援していきます。
 皆様もどうかこれからも頑張ってください。

神奈川県(会社員)

 私は今日、日本青年社社友会の一人としてこの会場にやってきましたが、改めて「日本青年社はすごいなぁー」「社友でいてよかったなぁー」と思いました。そして今日は、すごく大人になったような気分でいっぱいです。私はあと10日で向かえる21世紀を頑張って行く勇気を、大勢の先生方や会場の皆様からいただきました。そして21世紀の日本は、本当に私たちのような若い世代が本気で頑張らなくてはいけないと思いました。
 今、日本青年社の社友であることに大きな誇りをもっています。明日からは会社の人や友達に日本青年社の正義と素晴らしさを話します。そして社友会がもっと大きくなるように頑張ります。
 有り難うございました。

(20代)女性

 私は、日本青年社の社友でありながら、中々皆様とお会いする機会がなかったものですから、今日全国議員連盟・社友総会に出席できることを楽しみにして指折り数えておりましたが、今日会場に来てみますと社友の方があまりに大勢お見えになっているので、ビックリしました。
 そしてこんなに大勢の人たちが心を一つにしている日本青年社を見て、私までもがすごく強くなったように感じます。
 今、日本は政治も経済も元気がないので国民は困っています。どうか日本青年社の皆様は、もっともっと団体を大きくしてこの元気のない日本の元気と輝きを取り戻して下さい。またそれができるのは日本青年社しかないのではないでしょうか。
 来年の21世紀は、私も日本青年社のスローガンにある「翔け抜け羽ばたけ新世紀」を胸に焼き付けて大きく大きく羽ばたき少しでも日本青年社皆さんのお役に立つように頑張ります。

(30代)女性

 日本青年社が目指している民族運動の意味が少しわかったような気がします。

(22才)男性

*このほか沢山のメッセージが手紙やメール等で寄せられております。
 1部を抜粋して記載致しました。