謹賀新年

 輝く平成三十年の新年を謹んでご祝詞申し上げます
 我が国が戦後七十三年のときを歩む中で、近年大きく変化する社会環境を見据えながら、
時代に相応しい新たなる民族運動構築に取組む日本青年社同志の皆様、全国社友会、議員
同志連盟の皆様、また建立二十三年を迎えた「平和祈念公園」奉賛活動に多大なるお力添え
を頂きますアジア和平日本委員会、各県奉賛会の皆様には心から感謝申し上げます。
 扨、我が国は本年、明治維新百五十年の節目の年を迎えました。しかし、私たちが日々生
活する社会の中で起きる数々の陰惨な事件は、まさに我が国の伝統精神である倫理・道徳退
廃の現状であり、その多くの要因はいわゆる戦後の占領政策に起因し、結果として失った精神
的背骨を取り戻す努力を怠り、その教育を放棄してきた日本人そのものにあると断定せざる
をえません。
 昨今の我が国は民族の本然たる道義や道徳、修身といった教育が「言葉」の上のものとなり、
それを「教育・教練」として受け、身につけるべき機会を完全に損なっています。
 日本人は元来、「この世に生を受け、人の為にいかにあるべきか」という利他の精神を育んで
きた民族であり、そうした生き方は人としての「在り方」を希求し「らしさ」として体現してき
ました。
 「在り方」や「らしさ」を求める生き方の対象は大勢の中の自己であり、自己に研鑙の不足
を「恥」としてきた民族だからこそ。より高度な人格形成をなしてきたのです。
 日本民族は世々、先祖の遺徳とその叡智を尊重し、万物に生命観を抱き、あまねく森羅万
象を恵みとして、更にそれらを八百万の神々として崇めるというすばらしい日本独特の伝統
文化を形成し、敬称してきました。
 併しながら、「人類文明の秘宝」とまで証されたはずの日本民族とその精神は敗戦と占領政
策、特に不法不当な極東国際軍事裁判によって歪められた、史実に反する教育と戦後の間違
自虐史観によって取り返しの付かない上体に陥っています。
った科学的進歩と経済的発展の裏側に置き去りにされた「真の教育」と「誠に正義」は日本民族
が育んできた慈愛の心と、堅く貫いてきた義の心を再興しなければなりません。
 私たち日本青年社は本年も誇り高き日本人の姿の復元しうる模範となって、誤れる国情
を軌道修正すべく「倫理・道徳・品格の向上」を基本理念とした民族運動に取組んでまいりま
す。
 末尾となりますが、日本青年社関係各位の皆様をはじめ日本青年社同志並びに御家族の
皆様には益々の御健勝と御多幸を心より御祈念申し上げまして新年のご挨拶とさせて頂き
ます。
 
 平成三十年 元日

日本青年社
会長 松尾和也