速  報
日本青年社、北海道でロシアの許されざる蛮行に怒りの抗議

平成18年9月4日

 
  8月17日、北海道根室のカニかご漁船が、ロシアの警備艇に銃撃を受け、乗組員1人が銃殺された上に漁船が拿捕された。


  ロシアは日本漁船が領海侵犯しとしているが、未だに真実は明らかになっていない。そもそも「北方領土」は、日本が終戦を迎えた昭和20年8月15日から3日後の8月18日に、ソ連軍は南樺太と千島列島の最北端にある守占島に武力侵攻し、8月28日に千島列島の択捉島までを占領、9月3日に千島列島に属さない北海道の一部である国後・択捉・色丹・歯舞の四島までをもが不法占拠されたまま、ソ連からロシアにと国名が変わっても何一つ解決されぬままで現在に至っている。


 このソ連軍の武力侵攻のすさまじさは「氷雪の門」に出てくる「真岡の九人の乙女」でご存知の方の多いかと思うが、戦後にソ連に略奪された北方領土を故郷とする方々は、未だにロシアに不法占拠されたままになっている、日本固有の島々に帰ることもできず、先祖の墓参のかなわない状態なのである。


 我々は、このような観点から、この度のロシアの蛮行に激しい怒りを禁じ得ず、直ちに街宣車両数20有余台と100有余名の社員を北海道に派遣し、道内でロシアの蛮行を許してはならないと力強く訴えるとともに現地で漁民関係者と話し合ったり事件調査するとともに。根室半島の最東端で怒りの抗議運動に取り組んでいる。

◆ 参 考 ◆

北方領土を再考する  ・ ロシア政府を弾劾する