平成15年7月22日
青少年スポーツ振興推進委員長/経研誠志会代表
                  小此木三郎


小此木三郎氏

 私は、元競輪選手でした。競輪は自分が目指し目標とした職業だったので納得のいく選手生活が送れたといまでも確信してます。それは競輪という特殊なスポーツでしたが、訓練、練習に明け幕れる毎日の中で健全な精神と肉体を作り、努力、根性というものが身についたからです。

 現役時代に残した実績は、ほんの一握りの者だけが勝ち得るデビュー以来十二連勝、A級へ特進という経験を勝ち取って以来、十年間A級選手として在籍したことです。

 また引退を決意してから年を重ねるごとに、この経験とこの時に培われた精神を何かに役立てたいという気持ちが強くなり日本青年杜の門戸をたたいて経研誠志会を設立し代表に就任しました。

 そのような折に松尾会長の推薦を受けて「青少年スポーツ振興推進委員長」の大役を拝命したのですが、日本青年杜には私と同じようにスポーツ界から身を投じた同志が数多く所属しており、折に触れては、何か社会貢献できる活動をと話し合ううちに、楠三好塾塾長の山本兼当氏と尚和泰友会代表の今井勝義氏が私の強い思いに賛同して同委員に就任しました。

 楠三好塾塾長の山本兼当氏は、日本スーパーバンタム級チャンピオンを6連続防衛した渡辺純一選手を育てた楠三好ボクシングジムのチーフトレーナであり、自身も現役時代に1ラウンド6連続KO勝ちの記録保持者であり、また尚和泰友会代表の今井勝義氏は元キックボクシングの選手であり、現在はキックボクシングジム尚武会代表を務め、日本チャンピオンを初め数多くの有力選手を輩出するかたわら、外国からの苦学生、タイやベトナム等の留学生を支援する為に、毎年1回チャリティー試合を挙行。勿論ジムには今井勝義氏を慕って多くの子供たちが練習に励んでおり、昨年末にはこの子たちがチビッコ格闘家としてテレビに大きく取り上げられた実績があります。

 このように青少年スポーツ振興推進委員会は、更なる充実を図り、次代を担う青少年にスポーツを通して強い精神力と健康な体力を育成し、各々の人格向上を目的とした活動に取り組みますので皆様の協力を宜しくお願いします。