東日本大震災
復興支援ボランティア

平成24年8月14日 日本青年社 防災対策本部


 活動報告

 
 平成23年12月、信濃社友会定例会議にて、宮本代表より、東日本大震災から1年が経過するにあたり、社友会として出来ることは何かを考え、信濃社友会として東日本大震災復興ボランティア支援を行いたい旨、提案され全員一致で賛同し、柳澤幹事長中心に計画が始まる。


平成24年

5月2日(水)
 信濃社友会臨時会議にて、柳澤幹事長より復興支援ボランティア日程と現地自治体、社会福祉協議会との打ち合わせ経過が説明される(移動含む)

 6月8日(金)〜10日(日)宮城県南三陸町に復興ボランティア支援を行う事を決定。

5月23日(水)
 
宮城県災害対策担当窓口と現地南三陸町社会福祉協議会に災害派遣等従事車両証明書の発行手続きを行う。


5月30日(水)

 長野県地元上田市社会福祉協議会を通じ参加者全員のボランティア活動保険に申込む。


6月8日(金)
 午後11時、宮本代表宅に信濃社友会参加者と有志協力者13名が集合し、出発式。午後11時30分宮城県南三陸町に向けバスにて長野県上田市を出発。上信越自動車道→北関東自動車道→東北自動車道→三陸自動車道へと進む。


6月9日(土)
 移動時間約八時間をかけて午前7時30分、現地南三陸町に到着。

 現地は鉄骨の骨組み建物がわずかに残りあとは住宅の基礎のみが残る大地になっていた。改めて津波の恐ろしさを感じた。

 災害時テレビ報道等されていた、女性職員が必死に非難のアナンスをし続けて3階まで津波が押し寄せ、屋上にいた一部の人が助かった三階建鉄骨の骨組みだけになった防災対策庁舎に立ち寄り、全員でお亡くなりになられた全ての方に黙とうをしてご冥福を祈り手を合わせた。

 現地災害ボランティアセンターに午前8時30分受付、職員から作業場所、作業工程の説明を受け、バスにて活動場所へ移動。

 活動場所は、南三陸町長清水という小さな川に挟まれた集落で、川を逆流してきた津波にやられ、基礎のみが残る土地だった。

 作業内容は、ガレキ撤去ということで現場で注意事項等の説明を受け、全国から集まったボランティア参加者105名でガレキ撤去作業を行った。スコップ、大ハンマー、一輪車等を使いの作業、途中雨が降り出し、カッパを着ての作業に苦労をした。



 途中昼食、休憩を挟みながら、午後3時に作業を終了し、バスにて現地ボランティアセンターヘ移動し、午後4時終了報告をして現地ボランティア活動を終了した。
 
午後4時30分、南三陸町を出発、途中石巻市で夕食等を取り休憩し、帰路。



6月10日(日)
 
午前2時、無事に怪我、事故も無く宮本代表宅に帰宅。解散式を行い、代表より全員にねぎらいの挨拶。

 今回災害現地を見てそれぞれがいろんな事を感じた。今回の経験を活かし更に喜んで進んで働く事を確認した。


日本青年社
信濃社友会 代表 宮 本 憲 寿
報告者 事務局長 轟  浩 一 郎