建立15年目を迎えたタイ王国の「平和祈念公園」
各県奉賛会・カンチャナブリ名誉市民賞を受賞


 平成7年、心ある日本人有志によってタイ王国カンチャナブリ県に建立された「平和祈念公園」は、5年目を迎えた平成12年、日タイ合弁の財団法人「21世紀文化教育財団」を取得するとともにタイ王室、プラテープ王女から各奉賛会関係者50名が感謝状と記念品の授与を受けました。平成17年には、「平和祈念公園」を主宰する「アジア和平日本委員会」が、カンチャナブリ県名誉県民賞を受賞。受賞式は陸軍将校クラブ(バンコク)において盛大に行われました。(その模様はこちら参照

  そして建立15年を迎えた本年平成21年7月15日、アジア和平日本委員会並びに各県奉賛会代表50名がご当地カンチャナブリ市から栄誉あるカンチャナブリ名誉市民賞を受賞致しました。


カンチャナブリ名誉市民賞授与を受ける小林明氏(左)と埼玉県久喜市市議会議員・松村茂夫氏(右)(写真をクリックで拡大)
※後方に見えるのは、映画「戦場にかける橋」で有名なリバー・クワィと秦緬鉄道が通るメクロン鉄橋




名誉市民賞
(日本語訳)



 カンチャナブリ市平和祈念公園は、本年で15年を迎え、この15 年の長きにわたり、年2回の平和祈念公園・平和の式典には、遠く日本国より200数名の奉賛団が訪れ、述べにすると3000 名を超える、多くの日本人が、ここカンチャナブリ市を訪れ、タイ王国と日本国の発展と友好を深め、カンチャナブリ市と両国にとって多大な貢献をいたしました。


 また、恵まれない子供の施設や赤十字、地元小学校への多大なる寄付行為に感謝するとともに今世紀から戦争をなくす世界平和の発信地として、カンチャナブリ市平和祈念公園の繁栄と皆様の活動に感謝の意を表すとともに、カンチャナブリ市民を代表して、ここにカンチャナブリ市名誉市民賞を授与いたします。

2009年7月1日
カンチャナブリ市長




同日行われたタイ平和祈念公園での建立十五周年大祭の様子



  平成20年には、タイ王国中部のカンチャナブリ県サイヨーク郡にある、タイ王国公認の「アジア産野生生物研究センター」に、動物救急のための特殊車輌1台(写真参照)を寄贈。現在、野生生物種研究と保護活動に広く活躍しています。



アジア産野生生物研究センターのHP


※「平和祈念公園」は如何なる宗教・宗派を問わず、寄付行為は行っていません。どなたでも自由に参拝できますのでぜひ足を運んでいただければ幸いであります。